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山形県庄内地方、城下町松山の總光寺のちかくにほったて小屋があって、
そのなかに高さ1メートル以上もある大きなお地蔵さんが赤いおべべを着ています。
訪れた日は雪の日で、お地蔵さんのまえに積もる雪の前には一つの足跡もない。
向かって右に小さな札が立っていて、こう書いてあります。


首切地蔵 藩政時代相沢村の刑場に奉安された尊像を此の地に遷座 心願成就の霊験あらたかな菩薩である。

もうお顔もあまりはっきりとしていないけれども、
たくさんの首斬りを見てきたお地蔵さんなのかもしれません。
おかげさまで首斬りのない日本の今ですが、
つい数日前にアジアのどこかそう遠くない場所で
日本人が首を切られて殺されるという事件がありました。

祈りはいまも、必要です。

2015.2.8  Mikio Soramame